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お客様の安全

D.品質保証体制

当社グループでは、社長直轄の品質保証本部を中心に、グループ全体の品質保証のため、原料や資材、製造工程の諸問題に対応できる機能の充実などを図っています。製造現場での品質事故防止や原料情報の一元化といった品質システムの構築と、そのシステムを運用し、実際に品質を守るための従業員への教育研修を中心とした品質を守る人づくりを両輪とし、品質第一の理念と実行力を具現化できる体制をめざしています。

キユーピーの品質保証

原料情報の一元化

原料情報のお問い合わせ対応

さまざまな原料を組み合わせる食品製造においては、使用している原料の情報や配合から正しい食品表示をする必要があります。そこで当社グループでは、原料の品質規格書情報を電子ファイル化し、その原料が使われている製品や配合の情報、食品表示の内容までを統合的に管理するG-IIIというシステムを構築しています。
このシステムにより、原料や表示内容に関するお客様からのお問い合わせに対して、迅速にお答えすることができるようになりました。また、万が一製品の原料に問題が発生した場合にも、同じ原料がどの製品に使われているかをすばやく特定し、速やかに対応することができるようになっています。

配合トラブルの未然防止とトレーサビリティ

食品の多くは、さまざまな原料を混ぜ合わせることで作られています。その際に異なる原料や賞味期限の切れた原料を誤って使用してしまうといった人的ミスをなくすために構築されたのが、自社開発のFA(ファクトリー・オートメーション)システムです。
このシステムは、原料を入荷する時、必要な分量に計量する時、製造工程で混ぜ合わせる時、作られた製品を出荷する時など、製造工程のさまざまな場面で、原料の種類や使用量、賞味期限などを確認、記録しています。それにより、問題の発生を未然に防ぐだけでなく、万が一トラブルが発生した際には記録された情報から迅速に原因を特定できるようになっています。
また、この記録と原料・資材や配送の情報を組み合わせることで、製造工程における製品の履歴情報をたどることができるトレーサビリティの実現にもつながっています。
このFAシステムは、稼働以来トラブルがゼロという実績を評価され、医療分野でも点滴ミスなどのトラブルを未然に防止するシステムとして応用されています。

FAシステム

E.品質を守る人づくり

写真:製造現場での勉強会の様子

当社グループには品質を守るためのさまざまな仕組みがありますが、どんなシステムやルールも、それを支える人がいてはじめて成り立ちます。「自分の大切な人に安心して食べていただきたい」という気持ちと、そのためのしっかりとした知識を備えた人がいてこそ品質は守られると当社グループでは考えています。
品質を支える人材育成のための取り組みの一つが「品質カレッジ」です。「調味料学校」「タマゴ学校」「そうざい学校」といった専門研修に組み込まれた講座から、食品法令や微生物に関する独立した専門講座などさまざまなカリキュラムが用意されています。
また、品質カレッジの卒業生を中心に、製造現場での品質向上活動を推進しているのが、クオリティサポーターです。グループ全体の品質活動を統括する品質保証本部と製造現場を結ぶだけでなく、自主的な勉強会などを実施しながら、安全・安心はもちろんのこと、お客様に感動し喜んでいただける品質をめざしています。

Message 一人の百歩より、百人の一歩

お客様の安全を守るクオリティサポーターとして、現場のみなさんの品質意識の向上に日々努めています。私の職場はマヨネーズの原料である卵を扱っており、日々の朝礼を利用して工場版の「タマゴ学校」を開催し、製造現場で働くみなさんに卵の素晴らしさを伝えています。

一人ひとりが、普段自分が扱っている卵について知識を深め、興味を持つことができれば、「卵ひとつひとつを大切に扱おう」という精神が生まれ、製品の品質向上につながっていくと考えています。

写真:原 幸平(キユーピー 伊丹工場製造4課)

原 幸平

(キユーピー 伊丹工場)

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