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ユニバーサルデザイン

A.ユニバーサルデザインへの取り組み

多くの方に使いやすいことをめざすユニバーサルデザインへの取り組みは、当社グループのめざす姿「一人ひとりのお客様に、最も信頼され、親しまれるグループをめざします。Food, for ages 0-100」を具現化することでもあると考えています。
当社グループでは2004年に「ユニバーサルデザイン推進委員会」を設置し、商品の使いやすさだけにとどまらず、従業員一人ひとりが取り組むべき課題として取り組みを進めています。2006年8月には、日経デザインが実施した「企業UD取り組み度ランキング」で1位の評価をいただきました。

キユーピーのユニバーサルデザイン原則

  • (1) 誰でも公平に利用できる
  • (2) 使う上で自由度が高い
  • (3) 使い方が簡単ですぐに分かる
  • (4) 必要な情報がすぐに理解できる
  • (5) うっかりミスや危険につながらない
  • (6) 無理な姿勢を取ることなく少ない力で楽に使用できる
  • (7) アクセスしやすいスペースと大きさの確保
  • (8) 人体に危害を加えない
  • (9) 環境に配慮している
  • (10)  利便性に優れている

B.表示における配慮

商品ラベルの表示は、内容が正確であることはもちろんのこと、お客様に見やすい表示になっているか、必要な情報が記載されているかといった点にも配慮する必要があります。
当社グループでは、ユニバーサルデザイン原則に則った表示基準に従って、文字の色や大きさをできるだけ見やすくするだけでなく、栄養成分の表示を工夫するなど、順次ラベルの見直しを行っています。
商品の使い方や注意事項など、お客様が困ったり悩んだりすることがないよう、より当社グループの意図を正しく伝える表示への改善を進めています。

写真:サラダクラブ「スパイシーチキンのコブサラダ」

C.容器における配慮

良いパッケージは、目立つことなく自然に生活に馴染むものです。食品の容器は中身の品質を保持することが最大の役割であることはもちろん、お客様の生活の一部として使っていただくために、安全で使いやすいことも大切な要素だと考えています。当社グループでは以前より「持ちやすい」「開封しやすい」「取り出しやすい」「中身が見える」といった容器・包装への配慮を前提に開発を行ってきました。お客様相談室に寄せられるお客様からの声も生かしながら、これからも使いやすい容器・包装をめざしていきたいと考えています。

写真:あえるパスタソースミートソース

トピック グッドパッケージング賞の受賞

社団法人日本包装技術協会が主催する「2006年日本パッケージングコンテスト(第28回)」において、三角すい型のプラスチックフィルム容器「KP シェイクパック」が食品包装部門で、流動食の「ジャネフ リキッドダイエットシリーズ」がテクニカル包装部門で、それぞれグッドパッケージング賞を受賞しました。

写真:三角すい型のプラスチックフィルム容器「KPシェイクパック」

KPシェイクパック

小袋入り調味料を専門に生産しているケイパックが開発した「KPシェイクパック」は、開封後も立体感を失わず、使用中でもテーブルの上などに一時的に置いておくことができるため、とても衛生的です。「きりくち」部のあるウイング(持ち手)部分を広くしたことで、手を汚すことなくスムーズに開封できるなど、ユニバーサルデザイン指向の容器としても評価されました。
振り混ぜやすいため、分離液状タイプのドレッシングもよく振っておいしく食べていただくことができるほか、同容量の従来の平袋に比べてフィルムの使用量も少なくなっています。

写真:流動食の「ジャネフ リキッドダイエットシリーズ」

ジャネフ リキッドダイエットシリーズ

「ジャネフ リキッドダイエットシリーズ」の新しいタイプのバッグは、医療現場などで使用する際に幅広い用途に対応できるよう、使い勝手に配慮した形状の工夫と、共同開発した東洋製罐(株)様のパウチの製造技術が評価されました。また、廃棄の際にかさばらず、環境にも配慮した容器になっています。

ディスペンパックをご存知ですか?

写真:ディスペンパックの利用

ディスペンパックは米国サンフォード・レッドモンド社によって考案されたポーションパック(1回分に小分けされた小袋などの容器)の一つです。
上ぶたに極薄の切れ目と突起(ディンプル)があり、これを軸に容器を二つに折ることで、ドレッシングやジャムといった中身を片手で搾り出すことができます。簡単に開封できるだけでなく、従来の袋やカップに比べて手を汚すことがありません。高齢者にも使いやすいユニバーサルデザイン容器として注目されています。
1987年に世界で初めてこのディスペンパックを商品化したディスペンパックジャパンでは、内容量に合わせたさまざまなサイズの他、2つの中身を同時に搾り出せるツインタイプの開発などを通じて、さまざまなニーズに対応した、衛生的で使いやすい容器の提供をめざしています。

ディスペンパックジャパン
http://www.dpj.co.jp/

D.中身における配慮

写真:ユニバーサルデザインフード

当社グループでは、高齢による唾液の量の減少などにより、かむ力や飲み込む力といった口の中の機能が低下した方にも、おいしい食事を楽しんでいただくために「ユニバーサルデザインフード」の開発に取り組んでいます。
介護食「やさしい献立」シリーズでは、かむ力や飲み込む力に応じた「容易にかめる」「歯ぐきでつぶせる」「舌でつぶせる」「かまなくて良い」の4つの区分と、水分補給や嚥下(飲み込むこと)補助のための「とろみ調整用」という区分で、分かりやすいロゴマークを表記して提供しています。
また、毎日食べても飽きないよう豊富な味のバリエーションを用意し、ホームページでもレシピを紹介しています。


介護食のレシピはこちら
http://www.kewpie.co.jp/recipe/care_recipe/

Message 安心して介護食を利用していただくために

私たちは普段、病院や老人施設、支援センターなどで、商品の紹介・試食をしながら「やさしい献立」をお薦めしています。ヘルパーさんや看護師さんだけなく、時には実際に利用されている方にも召し上がっていただきながら、4つの区分について説明しています。
「病院や施設の食事同様、介護する人の今の状態に合わせて区分が選べるから安心して食べてもらえる」「食べやすくておいしい、自宅でも使いたい」といった感想をいただくと自信と嬉しさを感じます。
今後も、安心して召し上がれる方が1人でも増えるように、がんばりたいと思います。

写真:堀 有華(東京支店 家庭用六課)

堀 有華

(キユーピー 東京支店)

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