当社グループでは、各本部およびグループ代表企業の環境管理責任者によって構成される「環境委員会」を年6回開催しています。環境委員会では、関連する情報の交換や、各部門における取り組み進捗状況の報告、今後の課題について検討しています。
環境委員会での検討内容、取り決め事項は、グループ全社に伝達し環境保全活動を促進しています。

当社グループでは、環境マネジメントのための基本ツールとして、各事業所でISO14001あるいはこれに準じた独自のシステムを導入し環境保全活動を推進しています。
認証取得会社一覧
| 認証取得会社 | 取得事業所数 | 認証取得会社 | 取得事業所数 |
|---|---|---|---|
| キユーピー(株) | 9 | (株)キユーソー流通システム | 6 |
| (株)カナエフーズ | 5 | (株)ハンシンデリカ | 1 |
| (株)ディスペンパックジャパン | 3 | コープ食品(株) | 1 |
| (株)サラダクラブ | 3 | キユーピー醸造(株) | 3 |
| (株)全農・キユーピー・エツグステーシヨン | 1 | キユーピータマゴ(株) | 1 |
| デリア食品(株) | 2 | (株)トスデリカ | 1 |
| 計 | 36 | ||
環境監査については、(1)関連法規等の遵守状況、(2)廃棄物削減・省エネルギーの改善、(3)管理推進体制の整備、を柱とした環境監査基準を制定しています。この監査基準に基づいて、グループ全社工場を対象とした自主点検と環境監査を実施し、法規遵守を徹底するとともに環境保全活動を促進しています。
この他、ISO14001認証取得事業所では、規格に基づいた内部環境監査、外部機関による審査を受けています。
環境関連の法律や関係条例による規制を受けており、各事業所では自主基準を設けて管理し、法規遵守に努めています。
2006年度、菜デリカ関西工場において排水処理設備の故障により、未処理の排水が溢れて敷地外の側溝に流入する事故が発生しましたが、発見後速やかに処理を行い、環境への重大な影響はありませんでした。その後再発防止のための対策を実施しました。
従業員の環境保全に対する意識を高め、取り組みを促進するために環境教育を行っています。
システムの構築や内部監査員の養成を目的とした社外研修機関での環境マネジメントシステム講習、社内の定型研修での教育を実施しています。
各事業所では、環境問題に関する一般教育、部署責任者や専門業務に関する教育、緊急事態を想定した訓練などを行なっています。
グリーン購入を行う上で一番大切なことは、購入する前にその必要性を十分考慮することと考えています。また、あるものを有効に利用して購入量を減らすことも大切です。必要な場合は、「キユーピーのグリーン購入基本原則」に則った自社のガイドラインに基づいて購入しています。
名刺や会社案内、OA用紙、リースパソコンについては、全社共通で環境配慮型となっております。
キユーピーのグリーン購入基本原則
環境負荷の大きな物品、社会的に環境負荷が大きいという認識が定着している物品は購入しない。
物品の購買にあたっては、機能・価格が一般品と同一レベルであることと、納期・納入元の信頼性に加え、必ず環境負荷の大きさ、環境への配慮を加味して選定する。
社内で最も環境保全に努力した工場に対して、年1回「環境努力賞」の表彰をしています。
環境努力賞は、環境負荷低減活動を積極的に進め、成果を上げた工場を表彰することにより、さらなる活動推進を図る原動力とするために2003年度よりスタートしました。当社生産工場を対象としており、評価項目は省エネルギーと廃棄物の削減です。表彰される工場も毎年入れ替わり、活動の活性化に役立っています。
これまでの表彰工場
- 2003年度:泉佐野工場
- 2004年度:仙川工場
- 2005年度:挙母(ころも)工場
環境保全取り組みメンバー
左上から中里睦夫、大野小松、石橋悟、伊藤茂、濱浦美穂子、佐藤寿彦、工藤隆二、河村謙一
階上工場は、野菜や鶏肉を原料とする冷蔵・冷凍食品を主要な製品にしており、冷蔵・冷凍設備に係わるエネルギーの消費の割合が多く、原料の処理に伴う廃棄物も比較的多く発生します。そのため、効率を上げ、無駄を排除することをめざして活動してきました。
また、冷蔵・冷凍設備を多く使用している工場として、オゾン層破壊防止の観点から、フロンガスの適正管理、削減に努めていきたいと考えています。
■省エネルギー活動 〜未来の地球のために〜
我ら“消っし隊”ムダなエネルギーは見逃さないぞ!
左から伊藤茂、濱浦美穂子、中里睦夫、工藤隆二
省エネルギー活動は地球温暖化防止につながります。階上工場では夜間、休日などに必要のない設備を止めることにより、無駄な電力の排除を徹底して進めてきました。
その他にも、以下のような目に見える部分の省エネルギー活動が大きな効果につながりました。
- 冷凍設備の起動時間を見直し、設定温度までの準備運転時間を短縮。
- 蒸気配管の保温材を改修し、熱損失を低減。
- 定期的に圧縮空気配管の漏れ修繕を行うことで、コンプレッサーへの負荷を低減。
また、設備面の改善としては、高効率で低NOX対応の貫流ボイラーにより燃料消費量を削減した他、フロンガス低減策として冷凍機2台を冷媒にアンモニアを使用した高効率タイプに切り替えました。さらに啓発活動として、昼食時に「エコドライブ」に関する情報の放映などを定期的に実施してきました。
2007年度は、エネルギーのジャストイン(必要な時に必要なだけ)を柱に活動していきたいと考えています。
■廃棄物削減 〜環境エコ活動〜
2006年度の廃棄物削減の大きな柱は、水分除去による減容化です。
廃棄物とともにゴミとなっている水分が相当量発生していたことから、残さタンク内に溜まっている水分を回収することで、排出量の削減を進めました。
また、分別の細分化により、リサイクルの質を高めました。
省エネルギーとともに、廃棄物削減についても従業員に毎週PRを行い「どうして今、廃棄物削減に力を注いでいるのか」興味を持ってもらうことで、活動の輪を広げていきたいと考えています。
![キューピーグループ 社会・環境報告書2007[フルレポート]](../common/imgs/head.jpg)

