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廃棄物の削減と再資源化の推進

廃棄物排出量の削減

工場での生産活動にともなって発生する廃棄物の削減に取り組んでいます。
主な廃棄物としては、製造工程での原料や包装資材のロスとしての動植物性残さや廃プラスチック、洗浄水などの工場排水を排水処理設備で浄化した際に余剰物として発生する排水処理汚泥があります。
2006年度、当社生産工場※1での廃棄物排出量は11,074トンで、前年比10.2%の増加となりました。生産数量1トンあたりの廃棄物排出量は38.9kgとなり、前年比9.9%の増加となっています。これらは製品構成の変化、および排水負荷の増加によって、動植物性残さや排水処理汚泥が増加したためで、削減の重点課題として改善に取り組んでいます。
※1 ファインケミカル部門(医薬品・化粧品原料部門)を除く。

グラフ:廃棄物排出量の推移、2006年度 廃棄物排出の内訳

2006年度に実施した主な削減対策

  • 製造方法・製造サイクルの見直し、ライン設備改善による製品歩留まりの向上
  • 液体原料の回収設備導入による、原料歩留まりの向上
  • 検査方法見直しによる製品ロスの削減
  • 動植物性残さの脱水による減量化
  • 分別の徹底による廃プラスチック等の有価物化

再資源化の推進

工場で発生する廃棄物は、発生抑制を第一とした上で、再資源化率100%(単純焼却・埋立て処分ゼロ)に取り組んでいます。当社8工場では2003年度から再資源化率100%を維持していましたが、2006年度は1工場において不良製品4トンをやむなく単純焼却・埋立て処分しました。その後は再び再資源化率100%を維持しています。今後も継続的に環境負荷を少なくしていくために、さらなる廃棄物の削減、再資源化率100%の維持、再資源化手法の改善に取り組んでいきます。
また、この活動はグループの生産工場へも展開しており、2006年度までに合計31工場が廃棄物の単純焼却・埋立て処分をなくしています。

廃棄物の主な再資源化用途

Message 廃プラスチックをリサイクル利用

五霞(ごか)工場では2006年9月より、工場内で使うPPバンドはリサイクルされたバンドの利用を進めています。その結果、約9割を再生PPバンドにすることができました。
この再生PPバンドの原料には工場内で分別回収されたPPバンドも含まれており、企業内の循環資源利用につながっています。
廃棄物を減らすのはもちろんですが、出してしまったものもきちんと分別することで再生利用につながります。まずはきちんと分けるという意識を持つことが、結果的に廃棄物の削減にもつながると考えています。

写真:石島 彰(五霞工場 生産技術課)

石島 彰

(キユーピー 五霞工場)

Message 再資源化率100%までの道のり

特に廃プラスチック類には混合ゴミが多く、とてもリサイクルは無理に感じていましたが、処理業者の方と相談したところ、これまで焼却、埋め立てしていたものも分別次第で資源となることが分かりました。工場内の各部署と一緒になってこれまで以上に分別を徹底することで、再資源化率100%を達成することができました。
今後は、廃棄物の量を減らすことが最大の課題です。廃棄している物に目を向けてもらうことによる意識改革が必要だと考えています。

写真:山口 好一(株式会社菜華 静岡工場)

山口 好一

(菜華 静岡工場)

トピック 工場ユニフォームのリサイクル

写真:ユニフォームのリサイクル

高品質で衛生管理の行き届いたユニフォームは、製品を作る上で大切な役割を担っています。
現在では、このユニフォームも時代が求める環境負荷に配慮して、耐用年数が経過すると繊維メーカーに回収していただき、再び繊維としてリサイクルできる循環型ユニフォームへ順次切り替えを進めています。
現在、グループ約60ヶ所の事業所で、この環境に配慮したユニフォームを使用しています。
クリーニングでも個別包装を廃止し、ハンガーもリユースするなど環境に配慮したさまざまな工夫を行っています。

マヨネーズ製造における副産物・廃棄物の利用用途

下の図は当社の主力商品であるマヨネーズの製造工程と、各工程で使用する主な原材料、製造に際して発生する主な副産物や廃棄物とその利用用途の事例を表わしたものです。廃棄物は再資源化を促進するために徹底して分別し、さまざまな用途に利用しています。

廃棄物の主な再資源化用途

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