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お客様相談室

怖がらないで!食物アレルギー

食物アレルギーは原因となる食べ物を除去しなければならないため「あれもこれも食べられない」とストレスを抱え、大きな不安を抱いてしまいます。けれども、子どもの個性が一人ひとり違うように、ひとくちに食物アレルギーといっても原因となる食物も、その症状も千差万別。悩む前に専門医にかかり、正しく知って上手に対応していけば、食物アレルギーは必ずしも怖いものではありません。


参考文献:
斎藤 博久監修・海老澤 元宏編集 『食物アレルギー』 診断と治療社 2007年発行
海老澤 元宏監修 『食物アレルギーのすべてがわかる本』 講談社 2014年発行
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1 食物アレルギーって何?

私たちの身体には体内にウイルスや細菌が入ってくると、それを異物として撃退しようとするシステム、いわゆる免疫機能が備わっています。免疫は体を守る働きをしていますが、時に過剰反応を起こして食物を異物と認識し、私たちにとって不利益な症状を起こすことがあります。これが「食物アレルギー」。1歳未満の乳児にもっとも多く発症しますが、成人まで幅広く認められています。 アレルギーのメカニズム アレルゲンが体内に侵入→粘膜に存在するマスト細胞上のlgE抗体に結合→化学伝達物質が放出されてアレルギー反応を起こす
※即時型アレルギー:原因食物を摂取してから
通常2時間以内に出現するアレルギー症状

2 なぜ食べ物でアレルギーを起こすの?

食物は私たちが生きていくのに欠かせないものですが、個人の体質、食物の種類によって身体に不利益な症状が起きることもあります。その原因となるもの=アレルゲンは食物に含まれているたんぱく質です。そのたんぱく質に反応する免疫グロブリンE(IgE抗体)をつくりやすい体質の人に食物アレルギーは起こりやすいといわれています。卵アレルギーの人は卵のたんぱく質に反応するIgE抗体を、牛乳アレルギーの人は牛乳のたんぱく質に反応するIgE抗体を持っています。食物アレルギーが1歳未満の乳児に多く発症する理由はよく分かっていませんが、消化吸収能力が未熟なことや、アトピー性皮膚炎との合併などが推測されています。また最近の研究では、荒れた皮膚からアレルゲンが侵入することで食物アレルギーにつながる可能性があるという報告もあります。 赤ちゃんはアレルギーを起こしやすい

3 学童期前に多くの子どもが治る!

食物アレルギー患者の割合 食物アレルギー患者の大部分は乳児期に発症し、年齢とともに病状が落ち着いていくケースがほとんど。食物アレルギー児は乳児の10人に1人、3歳児は20人に1人、学童では50人に1人と大幅に減少していきます。これは消化吸収能力や腸管の免疫機能の発達、身体の成長により、食物アレルゲンに対して過敏に反応しなくなる耐性ができるためと考えられます。適切な対処をすれば学童期前までに約8〜9割は自然に治るのです。それに対し学童や大人になって発症した場合は、治りにくく、生涯にわたって続くこともあります。

4 原因食物は年齢とともに変化する

日本でもっとも多い食物アレルギーのアレルゲンは鶏卵、乳製品、小麦。0歳の場合はほとんどがこの3つに集約されます。1歳になるとこれに魚卵(イクラ)、魚類が加わります。その後、年齢が進むにつれて鶏卵や乳製品の割合が低下し、甲殻類(エビ)やピーナッツなどのいわゆる大人のアレルゲンが混じってきます。原因食物は変化し、多様化していくのです。

食物アレルギー原因物質


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