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香辛飯屋は、北関東を中心に8店舗を展開するカレー専門店。「食事を楽しんで、元気になって帰ってもらいたい」というのが創業時からの理念で、メニューのラインナップをはじめ、マニュアルに頼らない相手に合わせた接客や、楽しいイベントの企画など、お客様を第一に考えたお店を目指している。
JR水戸駅から車で5分程の所にある水戸南店には、家族連れやカップルなど様々なお客様が訪れるが、場所がらサラリーマンの利用も多いそう。営業時間については、「いつ行っても開いてる店がいい」という社長の考えからどの店舗も夜12時まで営業。出来れば24時間営業にしたいそうだが、飲食店では難しい面も多い。それでも「なるべく長く開けていたい」ということから、現在の営業時間が設定されている。
カレーは、「日本人が昔から好んで食べていたカレー」というイメージ。いわゆるエスニック色の強いスパイシーなカレーではなく、白いご飯にとろっとしたカレーソースをかけて食べる、家庭のカレーに近い。しかし、「だし」と「スパイス」の配合、数多くの工程を経て作られたカレーは、やはり専門店ならではのものだ。
「出来るだけ手間をかけることを大事にしています」とは、総料理長の上野さん。仕込みから商品として店に出すまでに、3日はかけるという。ある程度出来上がったカレーソースは、そこから急激に熱くして、また急激に冷ます、という作業を行う。これを繰り返すことで、独特の深い味わいが出せるのだという。
また、香辛飯屋はメニューがとても豊富だ。ビーフカレーやポークカレーなどの定番カレーも人気だが、ナンバーワンは、「海の幸たっぷりの海賊カレー」。人気の秘密は、他とは違うシーフードの調理法だろう。シーフードとカレーを一緒に煮込むのでなく、オーダーが入ってからシーフードをソテーし、最後にカレーソースと一緒にサッと煮て提供する。シーフードの美味しさを堪能できるこのカレーは、創業時から根強い人気があるという。
その他、「厳選6種のとろ〜りチーズカレー」なども人気。今でこそカレーにチーズはポピュラーな組み合わせだが、同店が7,8年前に始めた頃はまだ珍しかったそう。
「カレーにはこれは合わないだろうというものも試してみます」と上野さん。こうした探求心から、たくさんのアイディアメニューが生み出されている。
また、サラダ類や一品料理、ドリンク、デザートのバリエーションも豊富。こうしたサイドメニューも一緒に楽しんでもらいたいということから、最近はミディアムサイズのカレーも始め、特に女性に好評だという。
「カレーの味は以前とだいぶ変わっていますし、これからも変わっていくと思いますね。嗜好も客層も変わっていくものだし、お客様の要望を見極めながら、それに合うものを出していきたい」と上野さん。
香辛飯屋の進化にこれからも期待したい。 |
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