月イチ定番メニューを活用して定期的な集客へつなげる

飲食店の集客、販促方法は永遠のテーマと言われています。様々な方法があるなかで、ホームページを作る、看板を作り直す、といった定番の方法は効果的ですが、時間と費用が掛かってしまいます。忙しい飲食店経営と同時に行うなら、もっと手軽に実施することができる集客方法をまずは試してみてはいかがでしょうか。手軽でありながら集客に役立つイベント開催について、具体例をご紹介していきます。

売上を上げるには再来店意欲を高める

基本的に外食産業において、ランチやディナーに関わらず、売上の8割がリピーターで、2割が新規客といわれています。店舗の売上を向上するには、お客様にもう一度来てもらう【再来店意欲を高める】ことが重要でしょう。

初来店の際に悪くない印象を持ってもらうことができれば、次回からの来店も期待できるはずです。一方、お客様の気持ちになってみると、新しくオープンしたお店には一度は行ってみたいものの、2回目、3回目とリピーターになるかどうかはまだ決めることはできないでしょう。

このように、来店経験はあるもののリピーターにはなっていないお客様に働きかけるのがイベント開催です。前回とは違った経験ができるのではないか、新しいものを楽しめるのではないか、といったワクワクした気持ちを持っていただくことで、来店のきっかけづくりになるでしょう。

テーマのあるイベントを毎月開催

イベントの開催方法として定番なのが、毎月決まった日に開催する方法です。映画館で1日 1,000円、または1,100円で見る事のできるサービスデーが良く知られています。

2017年2月には月末の金曜日の退社時間を早めるプレミアムフライデーもはじまりました。これに合わせて、ハッピーアワーのように、早い時間からお得な特別メニューを提案する飲食店が増加してきています。

一方、店名に由来する数字の日に商品が割引になるサービスを実施している店舗も有名です。

例えば、毎月29日、ニクの日には多くの焼肉店などがキャンペーンを行っています。肉を使った特別メニューを提供する、オーダーに対して増量や割引を行うといったサービスが定着してきています。多くの会社の給料日が25日であることを考えると、ちょっとした贅沢をしたくなる時期にぴったりのキャンペーンと言えるでしょう。

また、月替わりでワインを提案して人気を博しているレストランもあります。毎月1日に今月のおすすめワインとして、同じテーマの元に選んだ3種類のワインを提供する方法です。

エリア、ワイナリー、ブドウ品種などのテーマについて関連のあるワインを選び、試しやすいグラスで提供したり、お得な価格を設定したりすることで、ワイン好きなお客様を引きつけています。

お客様は定期的に新しいワインを試すことができるので、新鮮な気持ちになる事ができます。また、1日がメニュー切り替え、とお客様に提案することができれば、来店機会のきっかけにもなります。ワインだけでなく、日本酒でも同じような提案をすることができるでしょう。

販促キャンペーンと連動させる

月に1回のイベント開催日、メニューの入れ替え日は積極的に宣伝していきましょう。まずは外に出しているメニューや看板に目立つ色のふせんをテープで貼りつけ、手書きのメッセージを書くだけでも構いません。

グランドメニューと同じサイズのメニューを作ったり、臨時でのぼりを立てたりすることができればさらに効果が見込めます。

また、来店したお客様にイベント案内のチラシを配る方法も良いでしょう。クーポン券付ならさらに効果的と言えます。このクーポン券付きちらしは、満席時に来店くださりお断りせざるを得ないお客様にも忘れずにお渡ししましょう。「入店できなかった」というマイナスイメージを、クーポン券をお渡しすることで、「にぎわっているお店のようだから次にまた来よう」というプラスのイメージに変えられるかもしれません。

もちろん、SNSでの販促も欠かせません。来店はされなくても、SNSだけはチェックしているというお客様は意外に多いものです。興味を引くようなイベントがあれば、来店のきっかけとすることができるでしょう。開催数日前に、「あと◯日でイベント開催!」とカウントダウンしたり、先月に撮影しておいた写真を使って賑わいを発信したり、準備中の食材や飲み物の写真をアップするといった事で構いません。余裕があれば、開催日に一番乗りしたお客様の写真をアップし、イベントの楽しい雰囲気を届け、来店を促進しましょう。


まとめ

お客様にご来店いただき、リピーターになってもらうことは簡単なことではありません。とくに、なにもかもが新鮮な1回目に比べると、2回目、3回目にご来店いただくときにはなにかのきっかけが必要となってくるでしょう。気軽に来店し、リピーターになっていただくためにも、新鮮さを提供できるイベント開催はおすすめです。

イベント開催に当たっては、担当者自身が楽しむことでその雰囲気がお客様に伝わります。お客様が楽しみたいと思うことと、自分が楽しいと思うことのバランスを見極めて、イベントの企画を立ててみてはいかがでしょうか。

2017/06/29時点