2021.09.30
お家でかんたん本格和食!
社員も絶賛する“八方よしの料理だし”とは?
この記事で紹介している商品
八方だし
本記事で紹介している内容は公開時点の情報となります。
和食をもっとおいしく、かんたんにつくりたいと思うけれど、味付けのバランスや上手なだしの取り方で悩みますよね。そんな方にこれ一本でかんたんにおいしく和食がつくれる便利な調味料「八方だし」をご提案します。キユーピー社員も絶賛する“八方よしの料理だし”とは?
味付けはこれ一本!
使い勝手バツグンの「八方だし」
和食を中心に幅広い料理に応用できる調味料「八方だし」をご存知ですか?だしに醤油、発酵調味料を加えてつくる合わせ調味料です。煮物に和え物、煮びたし、炊き込みご飯といった和食のさまざまな料理に適しており、八方に使い勝手がよい、八方よしのだしということで「八方だし」と呼ばれています。
そんな「八方だし」の便利さをもっと手軽に毎日の食卓に取り入れられたらと、調味料のプロフェッショナルであるキユーピーが素材の味をいかす味づくりにこだわり開発したのが今回ご紹介する「八方だし」です。
商品のコンセプトは「毎日食べても飽きのこない上品でやさしい味」。かつおと昆布のだしの強弱によるバランス感、そして何より素材の味を邪魔しない味づくりを大切にしてつくりました。
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八方だし
幅広く使える万能だし
和食の王道メニューも「八方だし」で手軽に
「八方だし」を使ってかんたんにおいしくつくれる和食の基本レシピ3品をご紹介。素材を下ごしらえしたら「八方だし」で味付けするだけ。やさしく上品な味わいの和食メニューができあがります。おいしく彩りもきれいで、どれもキユーピー社員の中で人気の煮物料理なんですよ。
本格的な味わいに仕上がる、和食の基本「肉じゃが」
長く煮込んでつくるのではなく、短時間で仕上げることで、素材のおいしさが味わえる肉じゃがに。味付けは「八方だし」を使うだけ。
<つくり方>
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鍋に下ゆでした各材料、長ねぎの青い部分と八方だし:水を1:4で入れ、強火にかける。煮立ったら中火にし、落としぶたをして5分程煮る。
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じゃがいもに竹串がささるくらい火が通り、煮汁が半分くらいまで煮詰まったら、湯通しした豚肉を加え、再び落としぶたをして2分程煮る。
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じゃがいもの表面が少し煮くずれるくらいまで煮たら火を止め、器に盛り、ゆでたきぬさやを添える。
- 下ゆで:各材料をざるに入れ、ざるごと沸騰した湯に入れる。1分程ゆでて取り出し、湯をきる。
- 各材料:じゃがいも、にんじん、しらたき、たまねぎ
異なる素材の味わいが上手にまとまる「筑前煮」
野菜と鶏肉は炒めずにさっとゆでて下ごしらえするのがポイント。アクや雑味が除かれ、本来の味が引き立ちます。
<つくり方>
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鍋に下ゆでした各材料、長ねぎの青い部分と八方だし:水を1:4で入れ、落としぶたをして強火にかける。煮立ったら中火にして各材料に竹串がささるくらい火が通るまで10分程煮る。
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長ねぎを取り除き、湯通しした鶏もも肉を加えて再び落としぶたをし、さらに5分程煮る。
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火を止め、粗熱が取れるまで少しおいて味をなじませる。
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器に盛り、塩ゆでしたさやいんげんを添える。
- 下ゆで:各材料をざるに入れ、ざるごと沸騰した湯に入れる。1分程ゆでて取り出し、湯をきる。
- 各材料:にんじん、ゆでたけのこ、れんこん、ごぼう、さといも、こんにゃく、しいたけ
だしが染み込み、ふんわり炊きあがる「ひじき煮」
ひじきはだしを加えた水でしっかり煮るのがポイント。干して味が凝縮している乾物は、素材自体のだしも出てくるのでそれだけでおいしく煮え、味が引き立ちます。
<つくり方>
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水で戻したひじきを、サラダ油をしいた鍋かフライパンに入れ1分程中火で炒める。
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八方だし:水を1:3で加えて、中火で煮る。
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煮汁が半量になったらベーコンを入れて、さらに中火にかけて煮汁が少し残っているくらいまで煮詰める。
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ピーマン、赤・黄パプリカを入れて軽く和え、少しおいて味をなじませてから器に盛りつける。
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八方だし
幅広く使える万能だし
“お酢”の技術をいかした“だし”づくり。
調味料のプロだから実現できた味わいと風味
今回ご紹介する「八方だし」は、発売から10年以上の歴史を持つロングセラー商品。
食のプロの方にもご愛用いただいていて、社員にもファンの多いおすすめ商品なんです。でも、ビネガーマルシェでなぜ「八方だし」を紹介するのか不思議に思われた方もいるのでは。実は和食において、酢とだしは絶妙に相性がよい関係なんです。だしは酢の酸味を和らげ、味を調和させてくれます。
そんな酢とだしのよい関係性から「八方だし」は誕生することに。
『マヨネーズとかかわりの深い酢に着目して、商品をつくってきたキユーピーだからこその商品なんです。』と語るのは開発に携わった玉置さん。お酢づくりの技術や経験がどのようにいかされているのでしょうか。商品開発における想いと、こだわりについてお話を聞いてみました。
開発者が語る味づくりへの想い。共通するのは“素材をいかす”という考え方
この「八方だし」にはかつおと昆布のだしを使っていますが、商品開発をするうえでこだわったのはそのバランス感。
『かつおが強すぎても、昆布が強すぎても、万能なだし「八方だし」とはなりません。そのバランスを見定めるのが難しかった。』と玉置さんは語ります。
さらにこだわった点として、日本料理の基本にならった方法でだしを取ること。毎日食べる料理に使う調味料として、だし本来の味わいを大切にしています。
『ちょうどいいことが大切。その観点を軸にして調整していきました。私たちにはお酢づくりで培ってきた“素材をいかす”というノウハウがあります。そのノウハウを「八方だし」にもしっかり応用。かつおや昆布などの食品由来の成分をもとに組みあげていった味づくりには自信があります。』
だしを煮出す方法や工程そのものにも、キユーピーの技術とノウハウがいかされています。お酢を利用し、温度を抑えた殺菌技術を使用することで、素材の風味を損なうことなく商品化を実現しています。だしの持ち味をいかした香りのよさ、端正なおいしさをぜひ味わってくださいね。
開発者おすすめレシピ!
だしの味わいが素材の風味を引き立てる「炊き込みご飯」
素材の味を邪魔しない味づくりを大切にしてつくられた「八方だし」。炊き込む調理法は素材の味がいきる食べ方と思っています。だしの味が整っているのでおいしさがぶれません。ぜひご家庭で試してみてください!
<つくり方>
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浸漬したお米と、八方だし:水を1:5で入れてご飯を炊く。
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炊けたらじゃこ、針生姜を加えて、 15分程蒸らす。
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こぐち切りにした万能ねぎを加えて軽くまぜる。
開発者おすすめレシピ!
薬味たっぷりで食べていただきたい「なすの揚げ浸し」
味が染み込み、食べたとたん口の中にだしが広がる揚げなすの煮浸しは、「八方だし」の味わいと風味を存分にたのしんでいただける食べ方だと思います。ぜひ、野菜をいかす「八方だし」のよさを感じてください。
また、万能ねぎ、みょうが、貝割大根、生姜、青じそ、5種類の薬味との相性がバツグン。トッピングするだけで最高の一品になります。いずれも和食全般に合う万能な薬味なので、冷奴や麺料理などに八方だしと組み合わせて使用するだけでワンランク上の仕上がりになります。こちらもおすすめです!
ぜひいつものめんつゆを「八方だし」に変えて、違う味わいをたのしんでみてください。
<つくり方>
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5種類の薬味材料をそれぞれカットし、混ぜ合わせておく。
- 万能ねぎ、みょうが:こぐち切り、貝割大根:1cmカット、生姜、青じそ:せん切り
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ガクを取り除き、半分にカットしたなすに切り込みを入れて、油で素揚げする。
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鍋に八方だし:水を1:4で入れて火にかけ、軽く沸騰させたら火からおろし、素揚げしたなすを漬け込む。
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味が染み込んだら、器に盛り、薬味をたっぷり添える。
今回お話を聞いた人
玉置 力(つとむ)
キユーピー醸造株式会社 営業本部 大阪営業所