じゃがいもの選び方

じゃがいもを簡単に選ぶには

掘りたての新じゃがは、表面の皮が薄く、でんぷんを多く含んでいるので芋本来の香りを楽しむことができます。
それに対して、収穫後冷蔵保管されることで徐々に皮が厚くなっていくじゃがいもは、自らが持っているでんぷんを糖に分解することで、しっかりとした甘みを楽しむことができます。


じゃがいもの芽について

じゃがいもの芽やじゃがいもの皮が緑色に変色している箇所には、大量に摂取すると中毒を起こす成分(ソラニンやチャコニン)が含まれています。包丁やピーラーで芽を除去したり、緑色の箇所が完全になくなるまで深くむくことで、子供も安心して食べられます。


じゃがいもの仲間たち

甘み、食感、そして煮くずれがしにくいかどうかなどで品種が異なります。食感で大きく分けると、粉質系と粘質系の2種類があるので、お好みや料理によって使い分けましょう。
粉質系:加熱するとホクホクした食感が楽しめる
粘質系:冷めてもしっとりしたなめらか食感が楽しめる

じゃがいもの種類 品種例 品種の特徴 適したメニュー例
粉質系
(ホクホク食感)


粘質系
(なめらか食感)
男爵 薄黄色で芋の風味が強い 粉吹き芋
きたあかり 黄色で甘味が強い コロッケ
ゆめいころ 薄黄色で男爵並みに芋の風味が強い ポテトサラダ
とうや 黄色で掘りたてでも甘味が強い ポテトサラダ
メークイン 薄黄色で加熱しても煮崩れしにくい 肉じゃが

じゃがいもを使ったレシピ


春の食材