大根の選び方

大根を簡単に選ぶには

全体に張りとツヤがあり、まっすぐ伸びて、太いものを選びましょう。持ったときにずっしりと重いのはみずみずしく水分が豊富な証拠です。ひげ根の毛穴が浅く少なく、表面がなめらかなものがいいでしょう。 葉付きは葉まで食べられますので、葉から先まで鮮やかな緑でピンと張ったものを選びましょう。カットされている場合は、断面のきめが細かく、スが入っていないか必ず確認してください。


大根の仲間たち

大根は一年を通して流通していますが、旬は10-3月頃といわれています。主な産地は千葉県や北海道、青森県などで、根の上部が緑色の「青首だいこん」が市場流通の9割以上を占めています。地域特産の品種も多数あり、用途によって使い分けるのもおすすめです。

青首大根 土の中で育つ2/3の部分が白く、土の上に出ている残りの1/3の部分は青い。辛味が少ないのが特徴です。上部は大根おろしやツマ、漬け物やサラダ等の生食に、下部は、煮物などの加熱調理に向いています。
三浦大根 全体が白く、首の部分が細く、根の方に向かって太くなっているのが特徴です。長さは60cmくらいで、三浦半島で主に栽培。肉質が緻密でやわらかく、生食や煮物に向いています。
聖護院大根 京野菜の一種で、カブに似た丸い形が特徴で2キロほどある大型大根です。肉質がきめ細かく、煮くずれしにくいので煮物に向いています。
辛味大根 辛味が強い小型大根。すりおろしても水分が少なくそばの薬味、漬け物に向いています。
ラディッシュ 二十日大根とも呼ばれ、表面が赤く丸い小さな大根です。色を生かしてピクルスやサラダに利用されます。
紅芯大根 外皮が緑で、中は紅色の中国系大根。水分が多く甘みが強くやわらかいので、サラダや甘酢漬けに利用されます。

大根を使ったレシピ


冬の食材