玉ねぎの選び方

玉ねぎを簡単に選ぶには

黄玉ねぎは腰高でかたく丸々と太っていながら、首と根の部分が小さくぎゅっと締まっているもので、表面の茶色い皮がしっかりと乾燥して艶があり、傷などが無い物を選びましょう。持ったときにずっしりと重みを感じ、硬く締っている物の方が水分をしっかりと保っていて美味しいです。軽い物は乾燥しすぎているか、傷んで空洞ができている場合があります。玉ねぎは上から見た時に中心部分からよく傷んできます。玉ねぎを持ったときに、上の真ん中、軸のあたりを軽く押してみてへこんだりしないか確かめましょう。新玉ねぎの場合も、表面に傷が無い物で、硬く締まりがあって、ずっしりと重みを感じるものを選んでください。また、カビなどが生えやすいので、よく目で確かめましょう。葉付きの場合は、葉がまだ青々としている物を選んでください。


玉ねぎの仲間たち

一般的には皮が黄色い品種が出回っていますが、赤紫色の皮ものや白いもの、さらにはミニサイズのものもあります。国内で栽培されたさまざまな品種があり、各地方の特色に適したものが栽培されています。

黄玉ねぎ 辛味が強く加熱すると甘みやうまみが出て、「西洋のかつおぶし」ともいわれる種類です。炒め物や煮物、揚げ物によく使われ、水にさらせば生でサラダにも向く万能タイプです。
紫玉ねぎ 辛味や香りがマイルドで甘みがあるためサラダなどの生食に向いています。
ペコロス 黄色い玉ねぎを大きくならないように育てたものです。小玉ねぎやプティオニオンとも呼ばれ、直径は3-4cmほど。皮をむいてそのままピクルスや煮込み料理によく使われます。
新玉ねぎ 春に出る品種。辛味成分が少なく、生食に向いています。

玉ねぎを使ったレシピ


春の食材