ほうれん草の選び方

ほうれん草を簡単に選ぶには

葉先がピンと張っていて、葉肉が厚く、緑色が濃いものがおすすめです。葉の中央を走る葉脈を軸として左右に折りたためるように対称であるものが良品。茎が適度に太く弾力性あるもので、根元に近い部分から葉が密集して、ボリュームのあるものを選びましょう。ほうれん草の根元の赤色はミネラル分・マンガンの色。赤みが強いほど、甘みが強くなるので、根元の色と大きさ、みずみずしさも忘れずに確認してください。


ほうれん草の仲間たち

ほうれん草の旬は11-2月で、この時期のほうれん草は夏場のものと比べて栄養価が高いのが特徴です。寒さにさらされたものは繊維がやわらかくなって甘みが増しますので、和風・洋風・中華風とさまざまな料理との相性がよく、おいしく楽しめます。

ほうれん草(交配種) 葉先が三角であくが少ない東洋種と、葉先が丸く厚みがあり香りが強い西洋種の交配種が一般的に出回っています。ゆでて水にさらしてアク抜きし、お浸し、和え物、炒め物、鍋などに利用されます。
ちぢみほうれん草 寒さにあてて栽培することで糖度をアップさせた種類。葉肉が厚く全体的にちぢじれているのが特徴で、甘みがありくせが少ないのでお浸し、和え物、炒め物にするとおいしいです。
サラダほうれん草 アクが少なく葉先がやわらかく、生食用に改良された品種です。生のままサラダで食べるのに向いています。
赤茎ほうれん草 アクが少なく、茎の赤い生食用の品種でサラダの彩りに使われています。ベビーリーフとして販売されていることも多いです。

ほうれん草を使ったレシピ


冬の食材