にんじんの選び方

にんじんを簡単に選ぶには

にんじんは、全体的に赤みが濃く鮮やかで表皮がなめらかなものを選びましょう。また、茎の切り口の軸の部分が小さいもののほうが芯まで柔らかくておいしいです。切り口が茶色に変色しているものは収穫から時間が経っていることを表します。一方、4-9月に出回る春夏にんじんは、収穫までが早いので軸の色が緑色のものが新鮮です。どの季節のものでも黒ずみがなくみずみずしいものを選びましょう。


にんじんの仲間たち

にんじんは品種改良が進んで、独特の香りが減り、甘みが増し、くせがなく食べやすくなりました。お正月に出回る真っ赤な金時にんじんや、ミニにんじんなどいろいろな種類もあります。

五寸にんじん 一般的に出回っている品種でカロテンが多い種です。くせがなくサラダや炒め物、煮物、揚げ物などどんな調理でも使え万能です。
金時にんじん お正月のおせち料理用に出回り、京にんじんともいわれ、リコピンが多い種です。鮮やかな赤い色と甘みが強いのが特徴で、煮物の他、なますや炒め物、揚げ物などに向いています。
ミニにんじん ベビーキャロットともいわれ、10cmほどの小型種です。そのままサラダ、バーニャカウダ、付け合わせなどに使われます。

にんじんを使ったレシピ


冬の食材