卵とご飯で作るシンプルな卵チャーハン。火力が弱いご家庭のコンロでおいしく作るコツもご紹介します。
- 調理時間 10分
- エネルギー 542kcal
- 食塩相当量 3.1g
- 野菜摂取量 0g
※エネルギー・食塩相当量・野菜摂取量は1人分の値
材料(2人分)
卵(Mサイズ) | 2個 | 100g |
---|---|---|
温かいご飯 | 400g | |
サラダ油 | 大さじ2 |
塩 ※好みで加減 |
小さじ 1/2 |
|
---|---|---|
A 顆粒中華だし | 小さじ2 | |
A 水 | 20ml |
※Aの代わりに水20mlでも構いません。
作り方
1下ごしらえ
卵は白身が残る程度に溶きほぐし、温かいご飯を用意する
調理のポイント
卵をとくコツ
卵は溶きすぎると、卵のこしがなくなり食感や見た目が悪くなります。少し白身が残るくらいに溶きましょう。
チャーハンに最適なご飯の温度
ご飯の温度は、人肌くらいの温かさがおすすめです。
冷やご飯だとすぐにほぐれず、炒める時間が長すぎて水分が抜けてしまいます。冷やごはんの場合は、レンジで軽く温めて使いましょう。
また、炊き立てのご飯も炒めるとベチャッとしてしまうので不向きです。時間がたって少し水分が飛んでいるくらいのほうがパラパラになります。炊き立てのご飯で作る際は、少し冷ましてから使いましょう。
2フライパンを加熱し油を入れる
フライパンを火にかけ、サラダ油を入れ加熱する。
調理のポイント
鉄のフライパンを使う時は、強火で十分に温めてからサラダ油を入れましょう。そうすることで油がなじんで、焦げ付きにくくなります。
テフロン加工のフライパンを使う時は、中火で、温まる前にサラダ油を入れます。強火で空焚きするとテフロン加工がはがれてしまう原因になるので気をつけましょう。
おいしさのポイント
ご飯がパラパラとしているのに、食べるとしっとりしているのが、おいしいチャーハンの条件です。ポイントは、ごはん一粒一粒に油をきちんとからめることです。そのため、多めの油で炒めます。
3卵を加える
白身が残る程度に溶きほぐした卵を流し入れ、油となじませる。
調理のポイント
先に卵を入れることで、チャーハン全体に卵が細かく拡散しやすくなります。
おいしさのポイント
卵黄に含まれるレシチンには油と水を結びつける乳化作用があります。
チャーハンは、ご飯を炒めて表面の水分をとばし、油でコーティングすることによってパラパラになります。さらに卵によって米の一粒一粒が卵でコーティングされ、よりパラパラになります。
4ご飯を加えて炒める
卵が半熟のうちにご飯を加えます。お玉やヘラを使って卵をくずしながら、ご飯と混ぜ合わせて炒めます。
調理のポイント
チャーハンを炒めるコツ
チャーハンを炒めるときは、お玉やヘラを使ってご飯を広げ、鍋肌にギュッと押しつけてから、またほぐすという動作を繰り返します。
卵を炒めすぎると食感がパサパサになるので手早く炒めましょう。
おいしさのポイント
卵が半熟の状態でご飯を加えると、卵に含ませた油をご飯全体にまとわせることになりパラパラになります。
5全体を炒める
ご飯がほぐれたら、お玉やヘラで全体を返しながら、ご飯がパラパラになるまで1分半程度炒める。
調理のポイント
ご飯の粘りがでてしまうので、やたらに混ぜず、一粒一粒を焼き付けるようにし、時々かえすように炒めます。
6仕上げる
仕上げに塩を加えて混ぜ合わせ、最後にA(または水)をいれる。水分が飛んだら味見をして塩で味を整え、火を止め皿に盛る。
調理のポイント
最後にA(または水)をいれることで、全体に水蒸気をまとわせ、焼いて固くなったご飯をふんわり戻します。
2人分の材料を半分にして1人分で作ると、ご飯全体に熱が入りやすくなるため、よりパラパラのチャーハンに仕上げやすくなります。
おいしさのポイント
顆粒中華だしは、中華だしの素や鶏ガラスープの素など好みの物をお使いください。仕上げの時に味見をして塩で味を整えましょう。
さらにおいしく!
粗みじん切りにしたネギや、細かく切ったハム、チャーシューを加えるともっと美味しくなります。ご飯を炒めた後のタイミングで加えましょう。追加の具材をさっと炒めて塩で味を整え、A(または水)を加えます。
2人分の材料を半分にして1人分で作ると、ご飯全体に熱が入りやすくなるため、より楽にパラパラのチャーハンに仕上げることができます。
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巻かずに仕上げるのがコツ
大きなボウルにご飯を入れ、半熟状に炒めた卵、顆粒中華だしと塩も加え、しゃもじでしっかり混ぜてから、油を熱した大きめのフライパン等に移して炒めます。