きれいな形に包むコツ!
オムライスの基本レシピ

卵を泡立てないのがポイント。トマトの旨みが凝縮したチキンライスで美味しく!

  • 調理時間 30分
  • エネルギー 732kcal
  • 食塩相当量 3.7g
  • 野菜摂取量 24.5g

※エネルギー・食塩相当量・野菜摂取量は1人分の値

材料(2人分)

卵(Lサイズ)
※Lサイズの卵がおすすめ!理由はこちら
4個  
A 牛乳 小さじ4  
A 塩 少々 1g
A 白こしょう 少々 0.4g
サラダ油 小さじ2  
バター 小さじ2  
ケチャップ 大さじ3  

チキンライス

鶏もも肉   100g
玉ねぎ 1/4個 47g
ごはん
※温かいご飯がおすすめ!理由はこちら
  300g
ケチャップ 大さじ4  
少々 1g
白こしょう 少々 0.4g
サラダ油 小さじ2  

つけあわせ

パセリ 適量 2g

作り方

1チキンライスの下ごしらえ

鶏肉は1㎝角、玉ねぎは粗みじんにする。

さらにおいしく!

鶏もも肉の代わりに鶏むね肉やささみを使うと、さっぱりとした味わいになります。ベーコンやハム、ソーセージもおすすめです。野菜は、玉ねぎの他に、にんじん、ピーマン、コーン、グリーンピース、マッシュルームを加えても合います。

2チキンライスを作る

フライパンにサラダ油を入れて熱し、中火で鶏肉と玉ねぎを炒める。鶏肉の色が変わって玉ねぎがしんなりしたら、ケチャップを加え、混ぜながら中火で1~2分煮詰める。

ご飯を加え、ゴムベラで切るように混ぜながら炒め、塩、こしょうを加えて味をととのえたら、1人前ずつに分ける。

鶏肉と玉ねぎを炒め、ケチャップを入れる
ケチャップを煮詰める
ご飯を加え、切るように炒める
塩、こしょうを加えて味をととのえる

調理のポイント

最適なご飯の温度

ご飯の温度は、人肌くらいの温かさがおすすめです。
冷やご飯だとすぐにほぐれず、炒める時間が長すぎて水分が抜けてしまいます。冷やごはんの場合は、レンジで軽く温めて使いましょう。
また、炊き立てのご飯も炒めるとベチャッとしてしまうので不向きです。時間がたって少し水分が飛んでいるくらいのほうがパラパラになります。炊き立てのご飯で作る際は、少し冷ましてから使いましょう。

ケチャップを煮詰める

ご飯を炒める前に、ケチャップを煮詰めることで、チキンライスがべたついてしまうのを防ぎます。

ゴムベラで切るように混ぜる

ご飯を加えたら、ゴムベラで切るように混ぜると、パラッと仕上がります。

3卵の下ごしらえ(1人分ずつ)

ボウルに卵2個を割り入れ、泡だて器でしっかりと溶き混ぜる。A(牛乳小さじ2、塩少々、白こしょう少々)を加えて混ぜ合わせる。

泡立てずに白身を切るように混ぜる
調味料を加えて混ぜ合わせる

調理のポイント

卵黄と卵白を均一に混ぜる

泡だて器の先をボウルの底につけたまま、卵白を切るように動かし、卵黄と卵白を均一に混ぜると焼き上がりがきれいでなめらかになります。少し手間がかかりますが、ざるに入れてこすと卵のきめが細かくなり仕上がりがきれいです。

卵は卵白の多いLサイズがおすすめです。卵白が多い方がとろとろふわふわに仕上がります。

おいしさのポイント

牛乳を加えると、牛乳の風味が加わるとともに、牛乳の水分で卵のたんぱく質が希釈されゆっくり固まるので、しっとりとしたオムライスになります。

オムライスのように繊細で素材のおいしさや色をシンプルに活かす料理には、黒こしょうよりも、上品な香りがあり色も損なわない白こしょうがおすすめです。

さらにおいしく!

牛乳の代わりにマヨネーズ大さじ1を加えると、マヨネーズの油分が卵全体にいきわたり、ふわふわに仕上がります。

4フライパンを温めて油を入れる

フライパンにサラダ油小さじ1を入れ、弱めの中火で熱し、サラダ油が温まったらバター小さじ1を加える。

170~180℃に熱する

調理のポイント

オムライスの成功のカギはフライパン

オムライスの成功のカギをにぎっているのはフライパンです。フライパンに卵液がくっつくと、思い通りの仕上がりになりません。フッ素樹脂加工がしっかり効いているフライパンを使うと、くっつきにくく焦げ付きにくいので、きれいに仕上げることができます。

フライパンの大きさ

フライパンの大きさは、小さすぎると窮屈で裏返しにくく、大きすぎると形を作りにくい場合があります。卵2個(1人前)なら20~22㎝がおすすめです。

5バターが溶けたら卵液を入れる

バターが溶けたらすぐに卵液を一気に流し入れる。

バターを溶かす
卵液を一気に入れる

調理のポイント

温度は170~180℃

サラダ油が温まった時の温度は170~180℃です。卵液をプライパンに少し落とし、ジュっという音がするのが目安です。

サラダ油とバターを使う

バターは焦げやすいので、バターが溶けたらすぐ卵液を加えましょう。
サラダ油を入れることでバターが焦げにくく、卵液がすべりやすくなります。

6卵にすばやく火をいれる

フライパンを前後にゆすりつつ、ゴムベラで円をえがくように絶えず卵液をかき混ぜる。フライパンに接している面が薄く固まり、表面が半熟状になったら火をとめる。

フライパンをゆすりつつゴムベラでかき混ぜる

調理のポイント

綺麗な表面をつくるコツ

フライパンとゴムベラを絶えず動かし続け、きめ細かなスクランブルエッグを作るようにします。

外側から内側へ

卵液は外側から固まってくるので、外側から固まりかけたところをゴムベラで内側に混ぜ込むように素早く何度も大きく混ぜるよう均一に柔らかく火を通します。

7チキンライスを卵で包む

[2.チキンライスを作る]で分けたチキンライス1人前を真ん中あたりにのせる。卵をゴムベラで寄せ、ご飯に少しかぶせる。手前側の卵もゴムベラで寄せ、ご飯にかぶせるようにしてまとめる。

チキンライスを真ん中あたりにのせる
卵をゴムベラで寄せる
ご飯にかぶせるようにしてまとめる

8盛り付ける

オムライスをフライパンの向こう側にすべらせ、フライパンを傾けて皿にかぶせるようにのせる。
もう1人前も同じように作ります。
それぞれに、ケチャップを適量かけ、パセリを添える。

調理のポイント

形が崩れたときは

皿に移すときは、卵の崩れは気にせず、思い切って皿に移してください。崩れたときは、温かいうちに上からキッチンペーパーで覆い、手で形を整えると仕上がりが美しくなります。


まとめて押さえておきたい!
卵料理の基本レシピ

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