なめらかな舌ざわり!
オムレツの基本レシピ

調理のポイント5つをご紹介。普段の材料でも、ふんわりなめらかできれいな形にするコツ。

  • 調理時間 20分
  • エネルギー 297cal
  • 食塩相当量 2.0g
  • 野菜摂取量 34.0g

※エネルギー・食塩相当量・野菜摂取量は1人分の値

材料(2人分)

卵(Lサイズ)
※冷蔵庫から取り出した直後の卵
※Lサイズの卵がおすすめの理由はこちら
4個  
A 牛乳 小さじ4  
A 塩 少々 1g
A 白こしょう 少々 0.4g
サラダ油 小さじ2  
バター 小さじ2  
ケチャップ 大さじ3  

つけあわせ

ミニトマト 4個 48g
リーフレタス 1枚 20g

作り方

1卵の下ごしらえ(1人分ずつ)

ボウルに卵2個を割り入れ、泡だて器でしっかりと溶き混ぜる。A(牛乳小さじ2、塩少々、白こしょう少々)を加えて混ぜ合わせる。

泡立てずに白身を切るように混ぜる
調味料を加えて混ぜ合わせる

調理のポイント

卵黄と卵白を均一に混ぜる

泡だて器の先をボウルの底につけたまま、卵白を切るように動かし、卵黄と卵白を均一に混ぜると焼き上がりがきれいでなめらかになります。少し手間がかかりますが、ざるに入れてこすと卵のきめが細かくなり仕上がりがきれいです。

卵は卵白の多いLサイズがおすすめです。卵白が多い方がとろとろふわふわに仕上がります。

おいしさのポイント

牛乳を加えると、牛乳の風味が加わるとともに、牛乳の水分で卵のたんぱく質が希釈されゆっくり固まるので、しっとりとしたオムレツになります。

オムレツのように繊細で素材のおいしさや色をシンプルに活かす料理には、黒こしょうよりも、上品な香りがあり色も損なわない白こしょうがおすすめです。

さらにおいしく!

牛乳の代わりにマヨネーズ大さじ1を加えると、マヨネーズの油分が卵全体にいきわたり、ふわふわに仕上がります。

2フライパンを温めて油を入れる

フライパンにサラダ油小さじ1を入れ、弱めの中火で熱し、サラダ油が温まったらバター小さじ1を加える。

170~180℃に熱する

調理のポイント

オムレツの成功のカギはフライパン

オムレツの成功のカギをにぎっているのはフライパンです。フライパンに卵液がくっつくと、思い通りの仕上がりになりません。フッ素樹脂加工がしっかり効いているフライパンを使うと、くっつきにくく焦げ付きにくいので、きれいに仕上げることができます。

フライパンの大きさ

フライパンの大きさは、小さすぎると窮屈で裏返しにくく、大きすぎると形を作りにくい場合があります。卵2個(1人前)なら18~20㎝がおすすめです。

温度は170~180℃

サラダ油が温まった時の温度は170~180℃です。卵液をプライパンに少し落とし、ジュっという音がするのが目安です。

3バターが溶けたら卵液を入れる

バターが溶けたらすぐに卵液(1人分)を一気に流し入れる。

バターを溶かす
卵液を一気に入れる

調理のポイント

サラダ油とバターを使う

バターは焦げやすいので、バターが溶けたらすぐ卵液を加えましょう。
サラダ油を入れることでバターが焦げにくく、卵液がすべりやすくなります。

4卵にすばやく火をいれる

フライパンを前後にゆすりつつ、ゴムベラで円をえがくように絶えず卵液をかき混ぜる。フライパンに接している面が薄く固まり、表面が半熟状になったら火からはずして形を整える。

フライパンをゆすりつつゴムベラでかき混ぜる
半熟状になって卵液が動かなくなったら火から遠ざける
フライパンを傾けながら、手前から奥側へと折るようにして寄せて10秒くらい焼く
奥側のふちにゴムベラを入れ、卵の端を少し内側に折る
丁寧にオムレツの形に整える
全体をひっくり返して合わせ目を下にし、形を整え、合わせ目を一瞬焼いて火からはずす
向こう側に寄せてさらにひっくり返して合わせ目を上にする

調理のポイント

綺麗な表面をつくるコツ

フライパンとゴムベラを絶えず動かし続け、きめ細かなスクランブルエッグを作るようにします。

外側から内側へ

卵液は外側から固まってくるので、外側から固まりかけたところをゴムベラで内側に混ぜ込むように素早く何度も大きく混ぜるよう均一に柔らかく火を通します。

半熟状になって卵液が動かなくなったら火から遠ざける
フライパンを傾けながら、手前から奥側へと折るようにして寄せて10秒くらい焼く
奥側のふちにゴムベラを入れ、卵の端を少し内側に折る
丁寧にオムレツの形に整える
全体をひっくり返して合わせ目を下にし、形を整え、合わせ目を一瞬焼いて火からはずす
向こう側に寄せてさらにひっくり返して合わせ目を上にする

5盛り付ける

フライパンの柄を利き手の逆手で持ち、皿にかぶせるように裏返してオムレツを皿に盛りつける。残りの半量も同様に焼く。ケチャップを適量かけ、ミニトマトとリーフレタスを添える。

調理のポイント

形が崩れたときは

形が崩れたときは、皿に盛った後、温かいうちにキッチンペーパーをかぶせ、手で形を整えましょう。

おいしさのポイント

外は薄皮、中は半熟が理想の仕上がりです。


まとめて押さえておきたい!
卵料理の基本レシピ

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