さつまいもの選び方
さつまいもを簡単に選ぶには
さつまいもは、皮の色が均一で鮮やかで、しかもツヤがあり、表皮に凸凹や傷、斑点がないものを選びましょう。品種により太さもいろいろありますが、見た目がふっくらとしたものがおすすめ。また、ひげが堅いものや、表皮の一部が黒く変色しているものは、古いものが多く、味も苦い場合があるので避けましょう。糖度が高いものは切り口にアメ色のみつが染み出てくるので、黒いみつの跡があるものは良いでしょう。
さつまいもの仲間たち
日本には40種類ほどのさつまいもが栽培されていますが、一般的にはほくほくした食感で甘みが強い種類が出回っています。さらに甘みが強いものや、果肉の色が紫、オレンジのものなどもあります。
紅あずま | 関東地方の代表的品種です。中身は鮮やかな黄色で、甘みが強く、他の種類に比べて繊維質が少なめなのが特徴です。焼き芋をはじめ、お菓子の材料、天ぷら、煮物など幅広い料理に利用されています。 |
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鳴門金時 | 西日本を中心に作られている品種です。上品な甘さが特徴で、焼き芋、天ぷら、大学芋、サラダに合います。 |
安納芋 | 種子島特産で、丸形でややオレンジ色の果肉です。加熱すると甘みが強くねっとりとしているので焼き芋に最適です。 |
パープルスイートロード | 果肉が紫色で、甘くほくほくとした食感が特徴です。焼き芋や色をいかしてスープ、サラダ、お菓子に利用されています。 |