キャベツの選び方

キャベツを簡単に選ぶには

春キャベツの場合は、芯の切り口が小さく、巻きのゆるいものを選びましょう。また、葉が鮮やかなグリーンで全体にツヤとハリがあるものがおすすめです。 一方、冬キャベツは巻きがしっかりと詰まっているものがベスト。持ったときにずしりと重く、かたいものを選ぶようにします。


キャベツの仲間たち

キャベツは一年中出荷されており、出荷期間によって、春キャベツ、冬キャベツなどに分類されます。近年では冬キャベツを品種改良した夏秋キャベツも7-10月に店頭に並びます。かつては、寒玉と呼ばれる巻きがしっかりとした冬系キャベツが流通の主流となっていましたが、近年ではサワー系と呼ばれる春系キャベツの流通も多くなっています。

春キャベツ 葉の巻きがゆるく葉質のやわらかいもの。サラダや漬け物などの生食にむいています。
冬キャベツ 葉がしっかりと巻かれていてずしりと重いもの。水分が少ないのでロールキャベツやスープのような煮込料理、そして炒め物にも向いています。
紫キャベツ 葉が赤紫でアントシアニンが多く、ピクルスやサラダなどの生食に向いています。
芽キャベツ 大きさが2-4cmで柔らかく、ビタミンCを豊富に含み、味は一般的なキャベツよりも濃厚で甘みが特徴です。丸のままゆでたり、煮込みや炒め物などの加熱調理に向いています。
サボイキャベツ(ちりめんキャベツ) 葉がちりめん状にちぢれているため日持ちがする種類。煮込料理向いています。
ケール 青汁の原料として知られ、原種に近く、葉が球状にならない品種。ビタミンとミネラル、食物繊維、カロテンが豊富で、サラダや炒め物、スープに向いています。イタリアで「黒キャベツ」とも呼ばれるカーボロネロもケールの一種です。

キャベツを使ったレシピ


冬の食材