
なすをマリネすることで中まで味がしみ込み、じゅわっとした食感のサラダになります。下準備でなすに塩をふることで、水分が出て味がしみ込みやすくなり、あく抜きにもなります。
- 調理時間 20分
- エネルギー 156kcal
- 食塩相当量 1.9g
- 野菜摂取量 157g
※エネルギー・食塩相当量・野菜摂取量は1人分の値
ドレッシングの材料(2人分)
塩 | 小さじ 1/4 |
|
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こしょう | 少々 | |
レモン汁 | 大さじ 1/2 |
|
オリーブオイル | 大さじ1 |
作り方
1なすのヘタを取り、乱切りにする
なすのヘタはぎりぎりを切り落とし、鉛筆を削るようにガクの部分をそぎ落とす。
端から斜め45度に刃を入れ、ひと口大に切る。さらに回しながら斜め45度に切っていく。
おいしさのポイント
ヘタに近い実の部分は特に食感がなめらかで甘みがあります。できるだけ実を残すようにヘタとガクを切り落としましょう。
乱切りにすることで表面積が増え、味なじみがよくなります
2なすに塩をふり、あく抜きをする
切ったなすをボウルに入れて塩をふり、全体に塩がいきわたるように混ぜ10分おく。水分がでてきたらキッチンぺーパーでふきとる。



調理のポイント
塩で下味をつけ、他の食材となじみやすくすると同時に、水分と一緒にあくも抜けます。
3トマトを乱切りにする
ヘタを下にして半分に切る。
切り口を上にして、ヘタの左右にV字に切れ込みを入れヘタを切り取る。ヘタを切り取ったトマトを半分に切り、さらに半分に切ってくし形にする。くし形の真ん中から斜めに刃を入れ、半分に切る。
もう半分も同様に切る。





4にんにくをみじん切りにする
にんにくの薄皮をむき、縦半分に切って芯を取り除く。切り口を下にして置き、包丁をまな板と水平にして、根元まで切らないように5mm幅程度に切り込みを入れる。
さらに残した根元を切り落とさないよう横に5mm幅程度の切り込みを入れ、端から細かく切ってみじん切りにする。もう半分も同様に切る。




5ドレッシングをつくる
塩、こしょう、レモン汁を大きめのボウル入れ、混ぜる。オリーブオイルは少しずつ加えながら混ぜる。
※このボウルですべての材料をあえます

調理のポイント
最後にオリーブオイルを混ぜることで分離しにくく、味がしっかりとなじみます。
6フライパンでオリーブオイルとにんにくを熱する
フライパンにオリーブオイル大さじ1/2とにんにくを入れ弱火で熱し、にんにくの香りが出るまで炒める。

調理のポイント
フライパンをあらかじめ熱しておくと、にんにくが焦げやすくなるので、火をつける前にオリーブオイルとにんにく入れ、オリーブオイルににんにくの香りを移します。
7なすをしんなりするまで炒める
6のフライパンになすの皮面が下になるように入れ、なすにオリーブオイル大さじ1/2をからめて、しんなりするまで炒める。



おいしさのポイント
炒める前になすに油をからめておくと少量の油でも美味しく仕上がります。また、なすの皮の面から炒めることで色よく仕上がります。
炒めるときはあまり触りすぎないほうが、色鮮やかに加熱時間も短く仕上がります。
8トマトをさっと炒める
7に切ったトマトを加え、崩れないようにさっと炒める。

おいしさのポイント
トマトを加熱をするとうま味が増え、食感が柔らかくなり、他の素材となじみやすくなり味にまとまりがでます。
9トマトとなすをドレッシングで和える
5のボウルになすとトマトを入れ、全体にドレッシングをまわしかけ、下から混ぜる。

10皿に盛りつける
9を複数回に分けて中心を高くお皿に盛りつける。

なすの食感と味をたのしむ
なすのサラダおすすめレシピ5選
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なすとトマトのマリネサラダ
なすをマリネすることで中まで味がしみ込み、じゅわっとした食感のサラダになります。
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電子レンジで加熱し、とろっとした食感のなすと、同じ夏野菜でネバネバした食感のオクラと合わせたサラダです。
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なすとピーマンの素揚げおろしサラダ
揚げ焼きしたなすはじゅわっとした食感を楽しめます。ピーマンの香りもアクセント。大根おろしのドレッシングでサッパリしたサラダです。
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なすの浅漬け風サラダ
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なすのキムチサラダ
なすを塩水であく抜きすることで生でも食べやすいサラダです。キムチのピリ辛とごま油の香りで白ご飯やお酒と好相性です。