噛むベジレシピ

噛み応えのある食材の1つである、野菜を使ったレシピをご紹介します。
切り方や加熱時間など、調理のひと工夫で噛み応えがアップします。
よく噛む習慣をつけましょう。

噛むことを意識して、健康的な食生活を実現しましょう

~レシピの選定にご協力いただいた
和洋女子大学 柳沢幸江先生より~

  • よく噛むことでしっかりと味わうことができ、食べていることを十分に認識できます。さらに、体内での消化の準備を整え、唾液分泌を促し、食べ過ぎのコントロールにもなります。またよく噛むことは、子どもの食べる力の獲得や、高齢者の食べる力の維持にも役立ちます。
    同じ食品でも加熱方法や切り方、水分の合わせ方等の調理方法によって噛む量を増やすことができます。
    よく噛むことを意識するのに加え、食べ物の選択や調理・食べ方の工夫により、よく噛む食事を実践しましょう。
    私が監修した「咀嚼回数ランク表」では各食品を噛む回数に応じて10段階のランクで示しています。
    各食品の噛む回数を知ることで、よく噛む食事を実践しやすくなると考えています。

  • 和洋女子大学 家政学部 健康栄養学科 教授
    博士(栄養学)、管理栄養士
    柳沢幸江先生


柳沢幸江先生

和洋女子大学 家政学部 健康栄養学科 教授
博士(栄養学)、管理栄養士

1984年女子栄養大学栄養学科卒業、1992年女子栄養大学大学院博士後期課程修了、博士(栄養学)を取得。
1994年から和洋女子大学講師、助教授を経て、2007年同大学家政学部教授。
2016~2019年に同大学家政学部長、2020年~大学院総合生活研究科長。
よく噛んで食事をすることの大切さを栄養的視点、食事学的視点から研究。
日本咀嚼学会、日本家政学会、日本調理科学会などの理事・評議員も務める。
著書に『そしゃくで健康づくり 育てようかむ力』(少年写真新聞社)等。


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