チェリーの代わりにまるごと果実 クランベリーを使ったフォレ・ノワールです。3層に仕立てたスポンジのカカオの香りとほろ苦さが、クランベリーのさわやかさを引き立てます。
- 調理時間 90分
(冷やし固める時間は除く) - エネルギー 541kcal
- 食塩相当量 0.3g
- 野菜摂取量 0g
※エネルギー・食塩相当量・野菜摂取量は1人分の値
材料(6人分(直径15cmのセルクル1台分))
【【スポンジ生地】】 | |||
薄力粉 | 50g | ||
---|---|---|---|
卵 | 2個(M) | 100g | |
グラニュー糖 | 60g | ||
無塩バター | 20g | ||
ココア | 10g | ||
【【シロップ】】 | |||
キルシュワッサー | 15ml | ||
グラニュー糖 | 25g | ||
水 | 45ml | ||
【【ホイップクリーム】】 | |||
生クリーム | 400ml | ||
グラニュー糖 | 35g | ||
【【中に挟むまるごと果実】】 | |||
粉ゼラチン | 3g | ||
水 | 15g | ||
アヲハタ まるごと果実 クランベリー | 150g | ||
【【飾り】】 | |||
ブラックチョコレート(板) | 30g | ||
アヲハタ まるごと果実 クランベリー | 100g |
作り方
1【下準備】
セルクルに底と側面にクッキングシートを敷く。
ココアは薄力粉に加えてふるう。
2【スポンジ生地】
ボウルに卵を入れ、ハンドミキサーで卵をほぐし、グラニュー糖を加えて混ぜる。
3②を湯煎にかけながら、人肌くらいに温まったらハンドミキサーの高速で泡立て、気泡が細かくなってきたら、中速回転で泡立てる。生地のかさが増え、全体に白っぽくなり、すくい上げた生地で8の字がかけるくらいの固さにする。
4③にふるっておいたココアと薄力粉を全面に散らすように入れる。粉を沈めないように、泡をつぶさないように、ボウルを回しながらヘラで底から上へすくっては返して混ぜる。
5粉けがなくなり、なめらかになったら溶かし無塩バターをヘラで受けて表面に散らし入れ、④と同様に泡をつぶさないよう、ボウルを回しながらヘラで底から上へすくっては返して混ぜる。
6クッキングシートを敷いたセルクルを、天板にのせて⑤を流し入れる。天板ごと台の上に軽く打ちつけ、生地の中の空気を抜き、180度に予熱したオーブンで約20分焼く。型から外し網の上で冷ましてから、オーブンシートをはずす。スポンジの天面と底面を薄く取り除き、残りを1cmの厚さ3枚に切り分ける。
7【シロップ】
鍋に水を入れ、グラニュー糖を加え煮溶かし、冷ましてからキルシュワッサーと混ぜ合わせる。
8【ホイップクリーム】
ボウルに生クリームを入れ、氷水に当て、グラニュー糖を加え8部立てにする。8割の分量を10番の絞り口を入れた絞り袋に入れる。残り2割はボールに残しておく。
9【中に挟むまるごと果実】
粉ゼラチンは水でふやかし、レンジ(600W)で約30秒加熱する。
鍋にまるごと果実150gを入れ、弱火にかけ粉ゼラチンを加え溶かす。
10回転台にスポンジを1枚おき、刷毛で⑦の1/3量をぬり、リング状に縁に絞り袋に入れた⑧をしぼり、中側に⑨の半量をぬり広げる。2枚めの生地を重ね同様に繰り返しさらに3枚目の生地を重ね、シロップをぬる。
11⑩の表面全体に⑧を薄く下塗りし、一旦冷蔵庫で冷やし、もう一度全体に⑧を塗って仕上げる。絞り袋に花型の絞り口を入れ、残りの⑧を入れ、縁に1周絞る。
12⑪の中央に直径7.5cmのセルクルを置き、その周りにまるごと果実100gをぬり広げる。
刻んだブラックチョコレートをセルクルの中に敷き詰め、セルクルを外し、冷蔵庫でよく冷やす。
調理のポイント
生地をセルクルに流し込む際は、卵の泡が消えやすいので、手早く流しすぐ焼くことにより、より一層ふんわりしたスポンジに仕上がります。
栄養成分(1人分)
エネルギー | 541kcal |
---|---|
たんぱく質 | 5.3g |
脂質 | 36.9g |
炭水化物 | 45.4g |
食塩相当量 | 0.3g |
野菜摂取量 | 0g |
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素材について 卵の基本情報

卵の栄養の話
卵はたんぱく質、脂質、ビタミン、ミネラルなどいろいろな栄養素を含んでいますが、中でも特長的なのが、たんぱく質のアミノ酸バランスのよさです。
人間の体内でつくることができない必須アミノ酸の組成が優れているため、卵のたんぱく質は、もっとも良質で、栄養価の高い食品であるといえます。
卵黄の色はエサの色で決まりますが、栄養価にはほとんど差がありません。
トウモロコシが多いと黄色に、パプリカなどを加えると濃いオレンジ色になります。エサに米の配合が多いと薄いクリーム色になります。
卵の賞味期限は「生食」できる期間
卵の賞味期限は、産卵日を起点として最大で21日間と定められていますが、これは『生食』できる期間です。卵は硬い殻に守られている保存性の良い食品。賞味期限が過ぎたものでも加熱調理をすれば食べることはできます。
産卵日からみた、卵のおすすめ料理
料理によっては、卵は産卵日から5日以上たったもののほうがおいしくなることもわかっています。日数がたつと、卵白が水様化するためです。茶わん蒸しや卵焼き、出し巻き卵、卵スープなども、卵白が水様化し出汁(だし)や卵黄とまざり合わせやすくなるので、おすすめです。
